1 まずはこれだけ!毎日5分ルーティン
合計5分。配信前にもOK。
①姿勢10秒:椅子で骨盤を立て、頭のてっぺんを“糸で上に引く”イメージ。
②呼吸40秒:鼻で4秒吸う→6秒で細く吐く×3(お腹がゆっくり動けばOK)。
③ハミング1分:「ん〜」で唇を震わせて、声を“前”に集める。
④滑舌2分:大きく口を開いて「あ・い・う・え・お」×2
⑤抑揚1分:短文をキーワード↑/語尾↓で読む。
例:「重大発表があります。」(重大↑|発表→|あります↓)
終わったら水をひと口。これで準備完了!
2 滑舌“即効”ドリル
・母音くっきり
→「あい」「うえ」など2文字ずつ大きく口を動かす
例:あい・うえ・おあ・いえ … 30秒
・パタカラ
→口先ではなくはっきり音を出す感覚で。
早さ<正確さ。30秒
・さしすせそ(息多め)
→やさしい息を混ぜて、擦れる音をさらっと。30秒
コツ:速さより“クッキリ”。
録音して、言いにくい音だけ2回目を重点的に。
3 抑揚と“間”の付け方
1文=1山:キーワードだけ少し高く・ゆっくり。他は普通でOK。
語尾は落とす:最後をほんの少しだけ下げると“締まって聞こえる”。
間は0.5秒:笑い・驚き・オチの前後にチョイ待ちを入れると伝わる。
4 息継ぎ&マイクのコツ
息継ぎ
句読点の手前で鼻からサッと吸う(音を立てない)。
咳払いしたくなったら水ひと口。連続の咳払いは喉の敵。
マイク
口からこぶし1個分+斜め45°。ポップガードがあれば安心。
笑う・叫ぶときは少し離す/囁きは近づく(音割れ&ノイズ防止)。
ゲインは一番大きい声でも赤点灯しない位置。普段は-6dB目安。
よくあるNG → すぐ直す
NG:だらっと同じトーン → キーワードだけ強弱をつける
NG:一息で長文 → 意味ごとに区切る(息をケチらない)
NG:口が小さい → 大きく開く(鏡を見て“過剰なくらい”)
「難しいことは続かない」が正解。
“毎日ちょっと”ד録音で1点だけ改善”を積み重ねれば、
1~2週間で「聞き取りやすい」「感じが良い」声に必ず近づきます。